こんなにオシャレだったのかと感じられたのは、ボクの中の「何か」が変化している証拠なんだと思う。
久しぶりに聴いたマイルスデイビスは、ボクの心に、そして心地良い疲労感に、そっと寄り添ってくれたような気がした。
「バードランドの子守唄」っていうジャズのスタンダードナンバーがあるんだけど、いまならその曲の意味が分かるような気がする。それは正解とか真実とか、そういうことではなくて、なにか「感じ取れる」ような、そんな気がする。
マイルスデイビスとボクの、関係性と変化に何かが起こった。
それは、鶏が先なのか卵が先なのか、と言うことではなくて、卵と玉子の違いのようなものである。
関係性と変化を意識すると、時間軸のことはあまり気にしなくてもよくなってくる。つまりそれは、時空を超えるということに他ならない、のかもしれない。