切り干し大根を英語で言うと、 Kiriboshi daikon というそうです。玄米菜食をしていると、噛めば噛むほどおいしく感じられる食べ物が愛しくなってきます。
材料
- 切り干し大根:1袋(30g)
- にんじん:1/2本〜1/3本
- 干し椎茸:5〜6片
- お好みのめんつゆ:適量
- ココナッツオイル:適量
- お好みの油揚げ(薄揚げ):1〜2枚
ポイント
- シンプルな料理なので素材にはこだわった方がよいです
- 油揚げは油抜きをしましょう
- 落とし蓋をして中〜弱火で15分ほど煮ます
レシピ
- 一般的な切り干し大根の作り方でOKです
今回、写真ににんじんは写っていませんが、冷蔵庫になかったので、切り干し大根のメンバーからはずれました。残念。
玄米菜食をする場合は、肉類を使わないので、コクや旨味に物足りなさを感じることがあると思います。ぼくはヴィーガンではないので、魚や貝の出汁などは、適度に使います。
脂質もなるべく控えていたのですが、どうしても食べ応えやおいしさに物足りなさを感じてしまうので、ある程度の脂質を使うことにしました。自炊なので、脂質の量もコントロールできるます。それと、自分で納得できる量を使えば問題ないと思います。
加工品は「売れる」のが目的なので「おいしさ」を最優先します。ですから、糖質や脂質なども「おいしさ」を優先しますから、どうしても過剰になりやすい傾向があると思います。自分で作れば「こんなに入っているのか」と実感もできますよね。すき焼きの割下だって、じぶんで作るとびっくりするくらいの「醤油/みりん/砂糖」を使用します。
「今日食べたものが、明日の自分を作る」というフレーズがありますが、まさにそうだなぁと。特に「マイクロバイオーム」のことを知ってからは、「腸内細菌たちのために、食べるものに気をつけないと」と、新しい感覚に目覚めてしまいました。笑
以前紹介したこの記事。
まだ読んでいる途中なのですが、
- 心はどこにあるのか
- どうして無性に食べたくなるものがあるのか
- なぜそういう性格になるのか
- 不安や落ち着きがないのはなぜか
- 脳や腸、栄養学などの新しい解釈が必要
などなど、革命的な、革新的な概念がもたらされています。本で語られていることは、一見、オカルトのような印象を受けるかもしれませんが、「どうやらそうかもしれないぞ」、と考えさせられてしまいます。
いまはこの本に夢中になっているので、口車に乗せられているだけなのかもしれませんが、まずは読了後、少しずつ反芻したり、自分の中で検証しながら、研究していきたいと思いました。
話題がそれましたが、特定の食品や調味料に偏った食事をしていると、それを餌にする腸内細菌が増えるため、特定の腸内細菌が優勢になります。すると、その腸内細菌が作り出す化学成分や働きによって、宿主(人間)の思考や行動に影響を与えるということは、ありうるのではないかと思うわけです。
実際に、人間は化石燃料を燃やしてCO2を排出し、地球環境に影響を与えているわけです。つまり、地球から見れば、人間は「微生物的存在」なわけです。このように、「地球なのか/腸内なのか」というスケールが異なるだけですから、ありえなくはない、むしろ自然な考え方のようにも思えてきます。フラクタル構造ってやつです。
日本でも、1950年代から60年代にかけて、環境汚染に伴う公害病(「水俣病」「新潟水俣病」「イタイイタイ病」「四日市ぜん息」)などがありましたが、地球視点で見ても、特定の部位が汚染されて、環境が破壊され、地球の健康(生態系)が脅かされていました。
このように、大きな視点と小さな視点を上手に使い分けて、本質を見極め、自分を観察することができるようになるといいなぁと思いました。
切り干し大根を作っていて、こんなことを考えていました。自分で言うのもアレですが、こうやって文字にすると、ぼくは変わった人だなぁと思いました。